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  The Edgar  Allan  Poe  Society  of  Japan

NEWSLETTER EXTRA4

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September , 2015

◎第8回年次大会・第9回総会のご案内                                           
 
日時  2015年9月19日(土)

  会場  成蹊大学  6号館301教室  東京都武蔵野市吉祥寺北町3--  

交通アクセス――JR中央線・総武線(東京メトロ東西線)・京王井の頭線 吉祥寺駅下車
吉祥寺駅北口バスのりば12番より 関東バスで約5分/成蹊学園前下車
吉祥寺駅より徒歩約15

(成蹊学園 案内・キャンパスマップページ=
<http://www.seikei.ac.jp/gakuen/accessmap/>

6号館 <http://www.seikei.ac.jp/university/new-bldg6/> 
会場は3階の301教室

    
: 3010: 10  役員会 (201会議室)
10: 00 受付開始

10: 20 開会式                            
 開会の辞          日本ポー学会会長 
 孝之
 会場校挨拶        松浦 義弘 (成蹊大学文学部長)
 総合司会         福島祥一郎 (東京電機大学)

10: 30
11: 10  研究発表  1
                 司会 野口 啓子 (津田塾大学)                
  物言う眼球――ポー、トウェインと気球譚の系譜
                                                
細野 香里 (慶應義塾大学・院)

11: 10 11: 50  研究発表 
                 司会 大串 尚代 (慶應義塾大学)          
  ポーと〈オリエント〉                                     
                                           
   外山 健二 (常磐大学)

12: 5015: 20 シンポジアム

    ポーと精神分析再考

                   司会・講師 遠藤 不比人(成蹊大学)

                      講師 斎藤 環(筑波大学)

                                               講師 磯村 大 (金杉クリニック・精神科医)

                                               講師 河野 智子 (Independent Scholar

* シンポジアム趣旨  
 
「ポーと精神分析」。ポー研究者のみならず広く欧米の文学と思想に通じている者にとって、このテーマには既視感が濃密に漂っていることだろう。だがこの既視感の内実には何があるのか。あまりにも有名なマリー・ボナパルトのポー研究(正確にはpsycho-biographyというべきテクスト)と、それに対するフロイトの含蓄ある反応がまずは想起される。むろんラカンによるこれも古典的な『盗まれた手紙』をめぐる読解がしばしば多分野で引用・参照され、いまなおポー読解の中核にあるかもしれぬ未開拓の精神分析的可能性が示唆され続けている。前者のボナパルトの仕事にしても、現在的なlife-writingという視点に立てば、その既視感の彼岸に意義深い未読の領野がないとも限らない。思うに「ポーと精神分析」という主題の既視感とは、あまりにも既知ゆえにそれと密着しているはずの未知が隠蔽されている(blindness and insight?)——つまりフロイトのいう「不気味な」様相を呈しているのかもしれない。本シンポジウムはかかる既知ゆえの未知を再吟味する試みであると言えるだろう。精神分析/ポーの中核に不気味に浮上するポー/精神分析、こうした交差対句法的な批評的可能性に関して、臨床的あるいは病跡学的な再解釈と同時に、文学と現代思想という脈絡からも再読を試みたい。

15: 4016: 40 特別講演
    
  
村山 淳彦 (東京都立大学名誉教授)                司会 巽  孝之
『エドガー・アラン・ポーの復讐』に書きそびれたこと 

  特別講演講師紹介

村山 淳彦(むらやま・きよひこ) 東京都立大学名誉教授。今春まで東洋大学教授。著書に『セオドア・ドライサー論――アメリカと悲劇』(南雲堂, 1987)、『エドガー・アラン・ポーの復讐』(未來社, 2014)、共著書に『アメリカ――文学史・文化史の展望』(松柏社, 2005)など。訳書にジョン・タイテル『ビート世代の人生と文学』(大橋健三郎と共訳)(紀伊國屋書店, 1978)、レイモンド・タリス『アンチソシュール――ポスト・ソシュール派文学理論批判』(未來社, 1990)、フランク・レントリッキア『ニュー・クリティシズム以後の批評理論』(福士久夫と共訳)(未來社, 1993)、ドライサー『シスター・キャリー』(岩波文庫, 1997)、クーパー『開拓者たち』(岩波文庫, 2002)、キース・ニューリン『セオドア・ドライサー事典』(雄松堂, 2007)、コーネル・ウェスト『哲学を回避するアメリカ知識人――プラグマティズムの系譜』(共訳)(未來社, 2014)など。

16: 5017: 20 第9回総会  

17: 20 閉会の辞   日本ポー学会副会長  伊藤 詔子

18: 0020: 00  懇親会
会場 ゴブラン gobelins
ごぶご東京都武蔵野市吉祥寺本町4-9-14    Phone: 0422-27-5470

会費  6,000(学生3,000円)ルート・乗換案内  http://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13115560/#title-rstdata

                         Facebook < https://www.facebook.com/Gobelins.kichijoji >

 

 

 

お知らせとお願い

  懇親会の出欠について、出席希望者は(できれば9月13日までに)事務局宛にEメールでご連絡くださいますようお願いします。                              miyab@hosei.ac.jp

  会費はニュースレター12号同封の振替用紙で納入くださいますようお願いします。

  会員以外の方も来聴歓迎です。お誘いあわせの上ご参会ください。

201593日発行                           事務局 〒102-8160 東京都千代田区富士見2171

日 本 ポ ー 学 会                            法政大学文学部 宮川雅 研究室

代表   巽  孝之                            編集人 日本ポー学会Newsletter 編集部                

                                                                

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